なんとなくAndroidアプリを作ってみたくなり、個人開発に挑戦してみましたが、初心者にはとても難しかったです。
初めてだと、アプリの開発自体よりも、Google Play に公開するのが難しい。
選んだフレームワークが .NET MAUI なのもあって、余計難しく感じました。
もくじ
.NET MAUI
.NET MAUIで良かった点
XAMLとC#
XAMLとC#でアプリを作成していくので、プログラミング初心者でも比較的簡単にアプリを作成できる。
良かった点はこれだけ。
ただし、このC#でプログラミングできるということが、他のデメリットをすべて打ち消すぐらい、初心者にとっては最強のメリットです。
XAMLとC#は簡単なので、初心者でもアプリのプログラミング面で挫折しにくいです。
.NET MAUIで苦労した点
情報が少ない
MAUIでのAndroidアプリ作成は圧倒的に情報が少ないです。
調べるのにかなり苦労しました。私は紙の本が好きなので、まず本を読みながら作成するのですが、現状ではMAUIの本は一冊しかないと思います。
初めてAndroidアプリを作成するなら、他のフレームワークの方が情報が多くて良かったかなと思うこともありました。
AdMobの使い方がよく分からない
情報が少ないので、AdMobをアプリに埋め込む方法がよく分かりません。
NuGetでAdMobのパッケージがあるのですが、使い方を説明しているサイトがあまりありません。
私は、AdMobの導入方法を日本語で解説しているサイトを発見できませんでした。
Visual Studio の使い方がよく分からない
これは個人的な問題なのですが、今まで Visual Studio を使ったことがほとんど無くて、使い方がよく分かりません。
さらに、Androidアプリのファイル構造を理解していないから、何が何か全然分かりません。
それでも何とかアプリを作成できたので、やっぱり Visual Studio はすごい。
Play Console
簡単なアプリだったので、プログラミング自体はそれほど難しくありませんでしたが、Google Play に公開するのは、ものすごく難しかったです。
Play Console に登録する方法自体はネット上に情報がたくさんあるので調べられます。
しかし、初めてアプリを登録する場合は、手順が多すぎて何をどうすればいいのか、かなり困惑しました。
修正したアプリをアップロードしようとしたら、署名したはずなのに署名されていないとエラーがでたり・・・
バージョンコードの設定方法が分からなかったり・・・
Visual Studio の使い方が分からなくて、ビルドし直すと署名されたAABファイルが別のフォルダにあることに気がつかなくて、何度もビルドし直したり・・・
本当に初心者には試練の連続でした。
雑感
Androidアプリ開発の流れは何となく分かったので、次は Flutter で何か作ってみようかなと思います。
せっかく Google Play Console の登録料に25ドル払ったので、もう少し遊んでみます。Androidアプリを作れると何かと便利ですよね。
それにしても、25ドルで3,800円ぐらいかかるとは、円安って恐ろしい。
ちなみに、作ったアプリは簡単な電卓です。もちろん、稼ぐことは期待できません。
プログラミングを独学で勉強し始めてから、稼げたこともないし、何なら書籍代で大幅なマイナスだし、年齢的に未経験からIT業界に転職は無理だし・・・
ってことで、プログラミングは、完全に趣味ですね。
だから、次は使ったこともない Flutter に挑戦だ。
その後、審査と公開
Androidアプリの審査を待っている間に、このブログを書いていたのですが、審査期間3日で無事通過できました。
アプリ作成は初めてで、審査を通過できるか不安でしたが、一発で通ったので良かったです。
需要が無いような簡単なアプリでも、公開することが目標だったので、とりあえず目標達成できて一安心です。
それにしても、アプリ開発のことは何も分かっていない状態なのに審査を通過できるなんて、Visual Studio ってすごい!
Visual Studio の使い方もよく分からないままアプリの作成と公開まで出来るなんて・・・